2011年12月15日

肝臓切除手術のため入院(手術前日)

不覚にも大腸ガン手術から1年後に肝転移が見つかりました。
反省というか後悔しました。

どうして大腸ガン手術が終わってすぐに再発予防、転移予防の
勉強をして対策をしなかったのか・・・。

抗がん剤を飲んでいたから、1年続けたら予防されると
期待というか、安心していたところがあったのかな。

ほんとに反省。
でもクヨクヨしても始まらない。

手術もすることに決めたのだから、しっかり今回は取ってもらって
その後頑張ろう。

さっそく実家の母が果物やのど飴(?)を持って来てくれた。
昨年から3回目の手術。心配ばかりかけて申し訳ない。

麻酔科の先生の話を聞いた。
一通り説明を受けて、先生の心強い言葉をいただく。

「手術中は私たちが頑張りますので、ゆっくり寝ていてください。
 次の日からあなたが頑張ってください。」

頼れるお言葉ありがとうございます。(T^T)

主治医の執刀してくださる先生は、午後に2回病室へ来られた。
「明日頑張りましょうね。」とひとこと言って去って行く。

・・・頑張りたくないけど、頑張るしかない。

シャワーを浴びて、おへそをきれいに洗った。
あ〜、囚人みたいだな。

今日の夜8時と、明日の朝7時に浣腸するらしい。
(ーー;)






posted by しづく at 17:41| Comment(0) | 肝切除手術の記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月16日

肝臓切除手術日

手術日になりました。
落ち着いています。ジタバタしても始まらない。
今日は先生方にお任せして、私はゆっくり寝させてもらおう。

13時予定なので朝食は無し。水分は9時までで、その後は絶飲食。
7時に浣腸。何も出ない・・・。大丈夫かな?
手術中に粗相することって有るのかな?と心配。

前の手術が早く済んだようで、手術室に入るのが15分早まった。
急にあわただしくなる。
手術着に着替えて、T字帯をつけ、弾性ソックスをはいて
・・・あれだ(´Д`)鼻から管を胃まで通すの。
苦しいし、暗い気持ちになる。
一刻も早く抜けますように・・・。

主人が会社を休んで朝早くから来てくれた。

主人に見送られて手術室に入る。
無事に済んで出てこれるという絶対の保障はない。
そんなことを、きっとお互いに思っているんだろうけど
お互いに少し微笑んで、お別れした。



posted by しづく at 20:41| Comment(0) | 肝切除手術の記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

肝臓切除と胆嚢摘出手術終了

手術室に入ると、麻酔科の先生が
「準備して待ってたよ。」と言ってくださった。
頼もしい気持ちになる。

「もう慣れた?」と冗談っぽく言われたが
首を横に振るしかできなかった。

硬膜外麻酔の管を入れる。
これが終わったらゆっくり寝ていればいいんだ。
でも、これが一番怖い。

怖い怖いと思っているから拒否反応が起こるのかもしれないから
なるべく平常心でいるように自分に言い聞かせた。

やっと準備終了。
手術台に上向きに寝ると、麻酔が始まった。
時計を見た、13時20分。


遠くから名前を呼ばれた。目が開いた。
「生きてる」と思った。
「生きて終わらせてもらって、ありがとう。」と
感謝の気持ちが湧いてきた。
これからは、自分が頑張る番だ。自分で頑張ろうと思った。


posted by しづく at 23:41| Comment(0) | 肝切除手術の記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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